學術著作
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- 徐秋月、吳正新、劉妍希
- 洪碧霞、吳正新、劉研希
- 洪碧霞、吳正新、劉研希
- 洪詠善
- 范信賢、洪詠善
子どもの自己決定と憲法(1)──米・台・日におけ る子どもの人権・権利論の分析・比較―
本稿は、2009年に北海道大学法学研究科に提出した博士学位論文を加筆・修正したものである。同論文の構成は、アメリカ合衆国、台湾、日本における子どもの人権・権利論の展開とそれに係る憲法判例や学説を整理し、紹介するとともに、その背景にある憲法法理を、上記の三カ国及び地域における家族や教育と関連する各法領域の学説・判例を参考しつつ、分析や検討が行なわれたのである。同論文の一回目の公表にあたる本稿においては、「子どもの自己決定と憲法―米・台・日における子どもの人権・権利論の分析・比較」というテーマまでたどり着いた経緯を始め、アメリカ合衆国の家族を対象とした考察の前半部分を整理した。順に追ってみると、次のように要約することができる。まず、「問題意識」や「成長発達権の概念からのアプローチ」からなる「序 研究動機及び内容の構成」の初頭において、「公私区分」や「公私協働」などのテーゼをめぐる多いに議論されている現在では、「個人」の位置づけやその概念をより深く吟味する必要があるのではないかと提示している。その中、「子ども」という主体は凡そ前述した議論の渦中には置かれていないことも指摘した。続いて、「第Ⅰ部 家族」「第一章 アメリカ合衆国」に入り、「第一節 『子ども』・『家族』・『国家』の過去と現在」において、アメリカ合衆国における子ども、家族及び国家の連動関係を探りながら、現代までの同国の家族像に迫ってみた。そして、「第二節 性的結合行為と子ども」では、それぞれ「性交・結婚」、「離婚」及び「同性婚・事実婚」という主題について、連邦最高裁の裁判例や学説を考察してみた。その中、連邦最高裁のMichael M. v. Sonoma County Superior Court (450 U.S. 464 [1981])判決において、脚注に示された文言とはいえ、「子どもにも生殖に関する決定についてプライヴァシーの権利を有している」と明言した当時のBrennan裁判官の言葉に辿りついたことが大きな成果の一つと考える。
宋峻杰一情報公開事例から問われる新・全国学力調査の 適法性──平成21年5月15日大阪地裁判決を素材に
本稿は、教育現場で子どもの人権と関連する様々な議論を勉強しながら、蓄積してきた考えを2007年に再開された全国学力調査の適法性という問題にぶつかってみたものである。内容の構成として、2009年5月15日に下された大阪地裁判決から示された裁判所の文脈を辿り、その関連する各裁判例や各地方自治体に置かれる情報公開審議会の答申を一通り整理した上、かような全国学力調査の適法性を再検討したものである。具体的な内容として、まず素材となる大阪地裁判決の事実経過、及びその判旨を整理した上、同判決の位置づけを検討した。そして、大阪地裁判決の位置づけをより明確に示すため、全国学力調査と異なり、各地方自治体独自で行う学力診断テストと係る情報開示請求に関する裁判例(計4件)を整理したり、全国学力調査から得られた子ども達の学力に関する諸情報の取り扱いに対し、各地方自治体の情報公開審議会が出された答申(計4件)を検討したり、更に同判決で係争された情報が「国等協力関係情報」として見做される余地も同判決によって示唆されたため、「国等協力関係情報」と係る裁判例(計5件)も一通り考察したりした。その外、大阪地裁判決で示された判断と対照的な存在となる2009年10月2日に下された鳥取地裁判決についても整理し、同判決の位置づけをより明確に描写することができるように努めていた。そして、大阪地裁判決に対する評価について、本稿は積極的な立場と消極的な立場から論じることにし、係争される情報を非公開とすることにより、子どもも含め、地域住民が当該情報と係る事案を学校や地方自治体に対し、議論を要請するきっかけも奪われることになるのではないかという危惧を示した。最終的に、本稿は「教育法学においては、憲法と子どもの権利条約をもとにして、国による学力テストの実施をやめさせていくための理論構築が求められている」の重要性を改めて提起したのである。
宋峻杰論師培法令架構下之實習制度變遷與發展
中小學師資培育制度係我國教改浪潮中的主要改革重點之一,相關法制在朝向多元化變革之架構下,均不外期盼培育優質師資,以藉此達成其他教育改革的理想。而在整體師培程序中,實習制度又扮演著「承理論課程之先」並「啟教育實務之後」的關鍵角色;從《師範教育法》到1994年修正名稱後的《師資培育法》及其多次修正,教育實習之定位與內涵即曾一再變遷,甚且未來仍有更行調整的發展態勢。然而,在變遷與調整過程中,亦不免存在若干問題與盲點;據此,本文將從法制觀點分析我國教育實習制度之變遷歷程,並在相關法令規範的整體發展脈絡下,針對過往迄今不同階段的教育實習制度進行問題討論。此外,本文並將參照國外教育實習規劃及我國其他專業領域的實習方式,以試圖對我國未來教育實習制度之運作內涵提出建言。
曾大千、陳炫任